学内オリジナルのWEB会議システム

G-Conference

新型コロナ対応オンライン症例カンファレンスシステムの開発と提供

学内にサーバーを置き、秘匿性の高いオンライン会議を 

 新型感染症の流行による密の回避のため、Web会議システムの活用が多くの場所で進められています。
しかし、市販のWeb会議システムでは情報漏えい対策に不透明な部分が存在し、大切な患者様の情報を安全にやり取りすることが困難です。​
 この課題を解決するため、2020年4月、先端医療開発センターが中心となり、学内情報基盤と暗号化技術、オープンソース技術を活用したセキュアなWebカンファレンスシステム「G-Conference」を開発しました。​
 病院内で推進している「多職種参加型症例カンファレンス」は、現在、感染リスクを避けるため大勢が密集して行うことができず、チーム医療を支える根幹が揺らいでいます。そこで、学内サーバーで運用する秘匿性と安全性の高いシステム「G-Conference」を活用することで、院内の各所でリアルタイムにカンファレンスが可能になりました。​
 G-Conferenceを利用した院内オンラインカンファレンスはほぼ全ての診療科で行われており、週あたり合計で約60回実施されています。また、県内だけでなく近隣都県の病院にもシステム提供を行いました。​

Profile Picture