先端医療開発センターの役割

先端医療開発センターの役割を教えてください。

先端医療開発センターは、新しい技術や難易度の高い手術、新しい薬の使用、 新しい機械を使った治療の実施を支援する部署です。
以前は上記のような先端医療を導入する際、判断は各診療科の医師に委ねられていました。 現在は当センターが窓口となって各診療科からの相談や申請を受けています。
先端医療の実施に携わるいくつかの部署を横軸として集結させ、病院全体の安全を担う組織として機能します。
先端医療を必要とする患者さんの一層の安全確保のための推進役を務めるのが当センターの役目です

審査はどのような手順で進められますか?

まず先端医療を行う前に、各診療科の医師が当センターに申請や相談をします。
次にその医療行為について審査に移りますが、当センターが直接審査をするわけではなく、臨床倫理委員会専門委員会に審査を依頼します。
臨床倫理委員会専門委員会で挙がった意見を当センターで確認して、問題なければ各診療科に承認の報告をします。
先端医療終了後、安全に問題なくできたかどうかも当センターでチェックしています。
先端医療のビフォア・アフターを見定めるのも当センターの大切な仕事です。

患者さんやご家族の方にとってのメリットは?

先端医療の実施に対する安心感が高まることです。
新しい治療、先進治療、難度の高い治療など、一般病院ではできない医療を実践することは、大学病院の使命です。 しかしながら、これにはリスクも伴います。
今までは診療科に任されていたので、それぞれの科によるルールのばらつきや違いもありましたが、 現在は統一のルールに則って先端医療を病院全体として支援し、安全に行っています。
先にご紹介しましたように管理体制も整っています。
患者さん、ご家族の方には、どの診療科をお受けいただいても安全性の高い先進医療を安心して受けていただけるようスタッフ一同尽力して参ります。

新規医療・先端医療の推進役として

先端医療開発センターは、新しい技術や難易度の高い手術、新しい薬の使用、 新しい機械を使った治療の実施を支援する部署です。
以前は、上記のような先端医療を導入する際、判断は各診療科の医師に委ねられていましたが、現在は当センターが窓口となって各診療科からの相談や申請を受けています。
先端医療の実施に携わるいくつかの部署を横軸として集結させ、病院全体の安全を担う組織として機能します。
先端医療を必要とする患者さんの一層の安全確保のための推進役を務めるのが当センターの役目です。
 
まず、先端医療を行う前に各診療科の医師が当センターに申請や相談をします。
次にその医療行為について審査に移りますが、当センターが直接審査をするわけではありません。 審査をするのは、臨床倫理委員会などの専門委員会です。
そこで専門の先生方の意見や、委員会で挙がった意見を当センターで確認し、各診療科に報告をします。
当センターでは先端医療終了後、安全に問題なくできたかどうかをチェックしています。
先端医療のビフォア・アフターを見定めるのも当センターの大切な仕事です。

先端医療の実施に対する安心感が高まることです。
新しい治療、先進治療、難度の高い治療など、一般病院ではできない医療を実践することは、大学病院の使命です。 しかしながら、これにはリスクを伴うことも事実です。
今までは診療科に任されていたので、それぞれの科によるばらつきやルールのちがいもありましたが、 これからは統一のルールに則って先端医療を病院全体として支援し、安全に行います。
先にご紹介しましたように管理体制も整っています。
患者さん、ご家族の方には、どの診療科をお受けいただいても安全性の高い先進医療を安心して受けていただけるようスタッフ一同尽力して参ります。

新規医療・先端医療の推進役として

大学病院などで開発された新しい病気の治療方法や手術などは、 ある程度実績が積まれると厚生労働省に「先進医療」として認められます。
その後、治療方法に対して評価が行われ、確立された治療方法として公的医療保険の対象となることもあれば、 評価対象から外れてしまう場合もあります。
評価のためにはデータを集めなければならず、 それは先進医療を実施することを許可された病院でなければできません。
群馬大学医学部附属病院は、重粒子線治療をはじめ、様々な先進医療を実施している病院ですが、 先端医療開発センターはその推進役としての機能を担っています。